Tennisテニス部

ポリシーを共有した個が突出することで形成されるチームワーク

高等部テニス部では、競技経験の有無を問わず部員を募集し、男女が1つの部活動で一緒に活動しています。兵庫県では、部が認める部員全員が県大会個人戦予選に出場することができます。これは単純に、全員が試合をする機会(ユニフォームに袖を通す機会)が与えられることを意味するのではありません。仲間を応援する機会と、仲間に応援される機会が与えられることを意味しています。仲間を応援するために、また、仲間に応援されるためにはどんな日々の積み重ねが必要なのかを模索し、その上で、県大会本戦への出場、そして全国大会への出場を実現すべく活動しています。仲間全員で1球のボールを追いかける競技ではないため、テニスコートの中にチームプレーは存在しません。しかし、ポリシーを共有した個が、コートの内外を問わず各所で最大パフォーマンスを発揮することで、高等部テニス部としてチームワークを生み出すことは可能であり、ユニフォームはその証です。その責任と重みを胸に、日々鍛錬を重ねるチームを目指しています。

Achievements戦績

2022年度

  • ・全国選抜大会団体戦出場
  • ・全日本ジュニア・近畿大会、シングルス・ダブルス出場
  • ・近畿新人大会(男子)団体4位
  • ・近畿新人大会ダブルス準優勝
  • ・兵庫県総体(男子)団体戦5位

2021年度

  • ・関西ジュニア(男子)シングルス・ダブルス出場
  • ・近畿大会・近畿新人大会(男子)シングルス出場
  • ・兵庫県総体団体戦(男子)5位

2020年度

  • ・近畿新人大会ダブルス出場(男子)
  • ・兵庫県新人大会団体戦5位
  • ・県総体団体ベスト16
  • ・兵庫県夏季ジュニアダブルスベスト8
  • ・兵庫県新人大会女子団体ベスト16

2019年度

  • ・関西ジュニア出場
  • ・兵庫県総体(男子団体)5位
  • ・兵庫県新人大会(男子団体)3位
  • ・兵庫県ウィンタージュニア(男子シングルス)優勝

2018年度

  • ・関西ジュニア出場
  • ・兵庫県総体(男子団体)5位
  • ・兵庫県新人大会(男子団体)3位

Student's voice生徒の声

人として、テニス選手として成長できる環境

私は小学校6年生の頃にテニスに出会い、中学校3年間はテニススクールに通い続けて高校入学と共にこのテニス部に入部しました。そこで私はテニススクールと部活動の大きな違いに気づきました。それは「個」か「チーム」かということです。テニススクールではあくまで個人がテニスを上達させることが目的であるため、自己中心的になっても良いし、それが普通であるとも言えます。それに対して、このテニス部では競技レベルを問わない男女一緒に、皆が一つのチームとして練習を行います。テニスはサッカー、野球とは違い、個人スポーツであるため、実際の試合自体はチームとは言いづらいものですが、部がチームとして日々活動するというところに、私はテニススクールとのギャップ、そして魅力を感じました。皆で活動する以上、自己中心的になることは良いとは言えず、「このチームのために自分には何ができるのだろうか」と考えることは、私がキャプテンとして大切にしていることの一つです。テニス部では、テニスの上達はもちろん、一人の人として大切なことを学ぶことができます。