数理科学部、各方面で活躍!
数理科学部、各方面で活躍!
8月6日サン・リフレ函館で行われたゲーム情報学研究会において、3年生の中屋悠資君が、「A Generalized Ryuoh-Nim: A Variant of the classical game of Wythoff Nim」という題で研究発表し、若手奨励賞を受賞しました。ゲーム情報学研究会は情報処理学会のなかでも権威のある研究会です。この奨励賞は、30歳以下の若手研究者のすぐれた研究発表を表彰するもので、学会に参加したベテランの研究者の投票で決まるものです。前回は東京大学の大学院生が受賞しています。
その中屋君は、The 19th Japan Conference on Discrete and Computational Geometry, Graphs, and Gamesという国際会議の論文審査を通過し、東京理科大で「Grundy Numbers of Impartial Three Dimensional Chocolate Bar Games」という題名で英語で研究発表をしました。参加者の中には、著名な数学者の秋山仁氏もおられました。また、9月17日には、関西大学で行われた日本数学会で、「Grundy numbers of impartial three dimensional chocolate bar games」という題で研究発表しました。彼は現在のところ日本唯一の数学会の高校生会員です。
続いて、9月26日 に東京で、独立行政法人科学技術振興機構別主催の成果発表会があり、研究の助成金をもらっている全国150のグループ(理科系クラブや高校の理科コース)の中から、顕著な成果が出ている50グループが発表する機会がありました。数理科学部も参加し、3年生の戸國君と中屋君が参加しました。審査の結果、数理科学部のグループを含む、6つのグループが特に優れているということで奨励賞を受けました。
2年生の佐々木雄司君、小林優斗君、前田慶士郎君、中村紗彩さんのチームが「KabeCom」というスマホアプリで、U22プログラミングコンテストの1次の書類審査、2次の書類とアプリ審査を通過し、10月2日の決勝に出場します。このアプリは、家族や友人がコミュニケーションしたり、情報共有するためのもので、Lineより便利なものを狙っています。U22は22歳以下のトッププログラマーを発掘する日本でトップのコンテストです。なお、U22決勝進出者は、10月7日に国内最大の産業博覧会CEATECで自作ソフトウエアーのプレゼンを行います。
10月2日(日)最終審査会の全貌はニコ生放送で放送され、視聴者が選ぶBest Viewers賞があります。ぜひ応援のほど、よろしくお願いします。