数理科学部「STAT DASHグランプリ」で総務大臣賞受賞!
数理科学部1年生の佐々木雄司さん、小林優斗さん、中村紗彩さん、社会人コーチの福井 昌則さんは3月、総務省統計局が主催する統計データ活用のアイデアを競うコンテスト「STAT DASH グランプリ」の最終選考会に出場し、審査を経てこのほど、最優秀賞である総務大臣賞を受賞しました。4月4日、高市早苗・総務大臣執務室を訪問し、直接表彰を受けました。
総務省統計局は、政府が作るべき統計活用のためのアイデアを昨年末から募集。この公募に対し、「行政サービス開拓部門」に応募し、総務省が設ける政府統計の総合窓口e-Statを小中学生でも簡単に活用できるようにするポータルサイト「e-Stat Junior」を提案しました。
実際にe-Statを利用して使いづらかった体験をもとに、「小中学生向けに使いやすくする必要がある」と考え、中学生が見やすいやわらかいデザインや色合いを心掛け、地域別の分類やふりがなの表示など細部にこだわった機能があるポータルサイトを発表しました。
最終選考会に残ったのは6チーム。大学教員や研究者、企業の技術者らが技術的なプレゼンする中、高等部生ならではの視点で出したアイデアは、見事、総務大臣賞に輝きました。「総務大臣賞を受賞できて本当にうれしい。僕たちのアイデアが実用化され、小中学生のデータ活用力の向上につながってほしい」と喜びを語ってくれました。