探究学習に打ち込む生徒が対面で発表!! 学校を越えて学び合う「中・高生 探究の集い2022」を開催しました
全国から45校の中学・高校が集まり研究成果を発表!!
関西学院高等部は、12月17日(土)、「中・高生 探究の集い2022」(後援:関西学院大学、Classi株式会社)を関西学院大学 西宮上ケ原キャンパスで初めて開催し、中学、高校45校から約300人の生徒・教員が集結しました。
中学、高校では探究学習が一層進められる一方、コロナ渦以降、研究成果発表の場や、生徒や教員の学校を越えた学び合いの機会が限られていました。関西学院高等部では、2019年度から文部科学省「WWL (ワールド・ワイド・ラーニング)コンソーシアム 構築支援事業」の拠点校として活動してきた実績を活かし本イベントを企画。探究活動を通じて、生徒 や教員らが学校を越えてお互いに学び合いフィードバックを受けることで、さらなる学びに繋げる場を提供しました。当日は大学教員など専門家を前にスクリーンを使って発表するコンテスト部門と、対話を重視したポスターセッションを行うオープン部門を実施。優秀チームには、表彰とともにClassi株式会社より探究活動費が贈呈されました。
発表を行った生徒たちからは
「生徒交流会では、様々な視点から将来について自分自身の考えを改めて見つめ直すことができました」
「私の探究について様々なご意見をお聞きすることができ非常に有意義なものになりました」
「この機会を通じて、探究活動をしている様々な人と出会うことができました。また今日出会った方々と話をする機会があれば嬉しいです」
などの感想が聞かれました。
<全体会>
<オープン部門>
<コンテスト部門>
<生徒交流会>
コンテスト部門1位は神戸市立葺合高等学校
[受賞校一覧]
1位:神戸市立葺合高等学校
「"What can be done to increase accessibility in compulsory education in Japan
~日本の義務教育におけるインクルーシブ教育の推進を目指して~”」
2位:京都府立福知山高等学校
「オートミールを普及させられる料理は作成可能か」
3位:福岡雙葉高等学校
「教員の新しい働き方の提案」
Classi賞:兵庫教育大学附属中学校
「アクアポニックスとSDGs」
<中・高生探究の集い2022実行委員長 西室教諭より>
参加してくださった大変多くの各学校の生徒の皆さんと先生方、審査員の先生方、ご後援いただいたClassi様、運営に関わってくれた関西学院高等部生をはじめとする全ての方々に、心から感謝申し上げます。皆様のおかげで学びの多い一日になりました。 対面で実施できたことが何よりも嬉しく思います。発表者の皆さんの学びへの熱量やエネルギーを各教室で直接肌で感じることが出来ました(廊下にも熱気が溢れていました!)。皆さんが探究の集いで得たものを各学校に持ち帰り、それらが次への学びや取り組みにつながったとしたならば望外の喜びです。 来年度も「探究の集い2023」を2023年12月16日(土)に開催予定です。また後日詳細を発表いたしますので、是非ご参加くだされば幸いです。このたびは本当に有難うございました。
「中・高生 探究の集い 2022」
■ 日時:2022年12月17日(土)11:30~16:00
■ 場所:関西学院大学 西宮上ケ原キャンパス(兵庫県西宮市上ケ原一番町1-155)
■ 主なプログラム:オープン部門|審査を目的としないポスターセッション形式
コンテスト部門|審査員を招いたコンテスト形式
生徒向け交流会|参加者の中高生の交流、対話の場
教員向け講演会|関西学院高等部の探究学習の実践共有、他校の実践共有
■ 主催:関西学院高等部、後援:関西学院大学、Classi株式会社