2018年度文化祭にて「文化祭企画」を実施しました

　今年度の文化祭（一般公開）にて、昨年度と同様GLP3年生による「文化祭企画」を実施しました。第70回目にあたる今年度の文化祭もたくさんの方々にご観覧いただき、無事終えることができました。
　文化祭終了後のGSⅢ授業内では各活動のグループで最終プレゼンテーションを行い、文化祭やマルシェの振り返りと今後の課題などをクラス全体で共有しました。

「KG Marché」第2回目を開催しました

「地元の野菜について学生や西宮市に住んでいる人、関わりのある人に知ってもらいたい」
そのような想いからスタートしたGLP3年生主催のKG Marchéが、今年の5月に引き続き文化祭でも開催されました。
　2017年夏にAsia Youth Summit（AYS）に参加した際、「地域をよくする持続可能なプロジェクトを考える」という課題があり、関学のある西宮市に焦点を当てて何かできないかと考えたところ、後継者不足や住民の農業への理解が不十分なことが原因で、西宮市の農業が衰退している傾向にあるという現状を知った、という実行委員の生徒たち。農家の方々にもご協力いただき、AYSに参加した当時は4人だったメンバーも次第に増え、文化祭での販売実現に向け着実に準備に取り組む様子がうかがえました。

文化祭当日は晴天にも恵まれ、たくさんの方々に足を運んでいただきました

　企画当初からご協力いただいている農家の皆様、当日まで見守って下さった育友会の皆様、そして野菜を購入してくれた生徒や保護者の方々、文化祭へお越しいただいた皆様に御礼申し上げます。

生徒の感想

新鮮な西宮野菜を販売するマルシェ実行委員の生徒

・当日は農家の方々にご協力いただき、高中部礼拝堂の前でほうれん草や水菜、サツマイモを販売したが、人を呼び寄せるのが難しかった。
・文化祭では多くの人に西宮野菜を買っていただき、農業を身近に感じてもらえた。野菜が完売したことが嬉しかった。
・このプロジェクトで西宮農業を多くの人に知ってもらうことができた。
・実際に栽培に携わることによって野菜を育てる難しさを知ることができた。
・マルシェの宣伝活動が十分でなかったように思う。もっとたくさんの人に知ってもらうべきだった。
・マルシェのことを知らずに文化祭の観覧で来た人たちに野菜を売るのは難しかった。品物を売ることの大変さを知ることができた。