[SGH]高校生公開討論会に参加しました。
日 時:2019年1月26日(土) 11:00~16:00
会 場:関西学院大学西宮上ヶ原キャンパス 中央講堂
テーマ:「グローバル化する世界で生きていく君に問う-わたしたちは何を学ばなければいけないのか-」
参加者:GLP1・2年生
パネリスト(鈴木、武田、中島、畑中)
1月26日(土)、関西学院大学西宮上ヶ原キャンパス中央講堂にて高校生公開討論会『グローバル化する世界で生きていく君に問う-わたしたちは何を学ばなければいけないのか-』が開催され、本校よりGLP1・2年生が参加しました。
はじめに、医師でNPO法人「あおぞら」代表の葉田甲太氏より、『僕の人生と、世界の新生児死亡について』というテーマで基調講演が行われました。関西学院高等部OBの葉田氏は、学生時代に新潟中越沖地震やスマトラ島沖地震後のボランティア活動に参加し、のちにカンボジアで小学校建設を実現されました。現在は、タンザニア僻地の病院設立に向けて活動されています。今回の講演では、これまでのご自身の経験とともに、発展途上国で見聞きした新生児医療ついてお話しされました。
葉田氏の講演後は、関西学院大学国際学部の關谷武司教授による司会進行のもと、「世界の歴史的諸問題と教育」というテーマで公開討論会が行われました。高等部GLP生4名のほか、兵庫県立長田高校、大阪府立北野高校、関西学院千里国際高等部より高校生計13人がパネリストとして登壇し、事前課題である「過去のグローバル人材の功罪」について、事例を交えたプレゼンテーションを行いました。会場ではパネリスト以外にも、高等部のGLP1・2年生や他校の高校生がフロアから多数参加し、グローバル化する世界で生きていくうえで、何を学ぶべきかについて議論を重ねました。
参加生徒の感想
●私自身あまりアクティブではなく、昨年までは自分から何かに参加したり自分から何かを探し出したりすることがありませんでしたが、今回の葉田先生のお話にもあった通り、私たちが何か行動を起こしてみることは大切だと感じ、いろいろやってみることにしました。昨年はフロアで壇上の皆さんが討論している姿を見ているだけでしたが、今回自発的に、討論会の準備のため一生懸命調べものに取り組んだり、いろいろな人の意見を聞いたりと、本当に面白くて興味深かったです。(2年生・パネリスト参加)
●同じ年代の人の意見を聞き、共有することによって、多くの学びがあり沢山の刺激を受けました。私は、今の世界や世の中にそこまで関心を持っていませんでしたが、他校の生徒のレベルの高さに驚き、これからはもっと今の世界の現状を知り、自分なりの意見を持たなければいけないと思いました。(1年生・フロア参加)
●医師の葉田先生の話を聞いて、驚いたことと感動したことがありました。それは、危険を冒して海外に行くか、キャリア争いに残るかという道に迷い、海外で人の命を助けると決めたことです。途上国では、救えるはずの生後間もない命が失われ、止められるはずの涙が流されることが悔しくて医者になったという言葉に心を打たれました。 討論会では、各学校のプレゼンはそれぞれ違い、パワーポイントに工夫がされていてわかりやすかったです。過去の問題を掘り下げて調べることで、学ぶことがあると感じました。(1年生・フロア参加)