[SGH]関西学院大学 総合政策学部主催の「リサーチフェア 2017」に参加しました。
11月18日(土)関西学院大学 神戸三田キャンパスにて開催された、第20回記念大会「リサーチフェア2017」に本校のGLP生が参加しました。
リサーチフェアは総合政策学部が毎年開催している、大学生・院生が日頃の研究成果を発表する『知の祝祭』です。高等部からは、GSⅢの目標である「課題解決のために行動を起こす」ことを主眼に取り組んだ「KGマルシェプロジェクト」考案グループと、今年の8月にカンボジアフィールドワークに参加したグループ(いずれもGLP2年生)が発表しました。
各グループの発表は、これまでのSGH活動参加後に感じたことや抱いた想いを契機に、関心ある問題を調査・分析し、多角的に考察するなど、活動内容やその目的も含め研究発表としてまとめたものです。生徒が自発的に国際協力やグローバルな問題に向き合い、仲間とともに課題解決のための施策を提案することで、また新たな発見や今後の課題研究にもつながっています。他校の生徒たちや大学生・院生のレベルの高いプレゼンテーションに影響され、さらなる活動の幅を広げたいという生徒たちの意欲が見受けられました。
【参加生徒の感想・振り返り】
「リサーチフェアでは、プロジェクトの活動目的やきっかけ、西宮の農業問題・校内アンケートの結果と農家の方の話・アジアユースサミット(AYS)に参加して気づいたことなどをまとめ、パワーポイントを使って発表しました。今後は、農家の方とより詳しい内容を約束し、実現に向けて行動していきたいです。また、加熱していない食品は売ることができないため代わりに提供するメニューを考えるなど、課題もたくさんあります。ですが、審査員の方がこのプロジェクトに興味を持ってくれてとてもうれしかったです。実現に向けて頑張ろうという意欲が出ました。」(KGマルシェプロジェクト考案)
「2017年8月に行ったカンボジア研修旅行についての内容を報告し、そこから各々が感じたことについてリサーチを展開し、自分たちにできることを考察し発表した。フィードバックで『政策学の基本を押さえている』と言っていただけたので、発表はおおむね成功したと思う。方向性をチーム内で揃えることがあまりできず、発表にムラがあったのが今後の課題だ。これからも更なる向上を目指していきたい。」(カンボジア研修参加報告)