[SGH]GLPセミナー(英語科)を開催しました。
日時:2017年12月13日(水)12:30~14:00
目的:グローバル人材として必要な資質である「自国文化への理解」「異文化理解力」「自己決定能力」を育成する
対象:GLP2年生
12月13日(水)関西学院大学社会学部よりVivian Bussinguer-Khavari先生をお招きし、GLP2年生を対象としたGLPセミナーを開催しました。今回は“How can we give an effective presentation?” というテーマで、英語でのプレゼンテーションの方法について講義していただきました。
ご自身の自己紹介を兼ねたクイズ形式で講義がスタートし、早くも生徒たちがKhavari先生の多様な経歴と効果的なプレゼンテーションに惹きつけられていることがうかがえました。その後、プレゼンテーションの在り方として ① Organization ②Introductions ③Delivery Tips ④Slide Design ⑤Conclusions の5項目に分け、それぞれに必要な事項や留意すべき点について、activityを実際に交えながら快活に説明されました。
Khavari先生の講義そのものが効果的なプレゼンテーションの模範例として、生徒たちの興味関心を喚起するものでした。特にIntroductionの説明では、海外の様々なプレゼン例を紹介しながら、「聴衆の興味をいかに巧みに惹きつけるか」について強調されました。またDelivery Tipsでは、日本人が苦手とする抑揚をつけた話し方、ジェスチャー、アイコンタクト、笑顔に注意することの大切さについて実践されました。参加した生徒たちは今回の講義を通して、「聴衆とのコミュニケーションであること」を前提にプレゼンテーションを準備する重要さを体感しました。
【生徒の感想】
・Khavari先生がプレゼンでの伝統的な導入法をいくつか例として挙げ、それらは人を飽きさせるものであると教えられましたが、今まで自分がいつもやってきたことだったので衝撃を受けました。先生の教えに従い、導入や切り口に工夫をする必要があることを学びました。
・“Focus on the audience.”と言われたことが強く印象に残りました。聞き手があってのプレゼンテーションであり、話し手と聞き手のコミュニケーションを意識したプレゼンテーションの展開が大切だと感じました。また“Don’t read the script.”など思い当たることが多くあり、意識して心がけるようにしていきたいです。
・Khavari先生の講義そのものが、資料を全く見ずに、常に生徒たちとアイコンタクトを取って関心を持続させるように展開されていることに、とても感激しました。休憩なしの90分という長さでしたが、軽快なリズムで進み、最後まで集中力が失われることなく講義を受けることができました。今後プレゼンする機会があれば、講義での学びをぜひ意識したいと思います。