[SGH]高校生公開討論会 「グローバル経済における『経済連携協定(EPA)』の意義について考える」 参加報告

2018.03.08

[ 2018年3月8日 更新 ]

   日時:2018年1月20日(土)10:00~16:00

   場所:関西学院大学西宮上ヶ原キャンパス中央講堂

   テーマ:「グローバル経済における『経済連携協定(EPA)』の意義について考える」

   参加生徒:本校GLP1・2年生(パネラー:GLP2年生3名)および大阪府立北野高等学校、関西学院千里国際高等部、兵庫県立長田高等学校の生徒たち

   司会進行:市川 顕氏(関西学院大学産業研究所准教授)

高校生公開討論会に参加しました

 1月20日(土)関西学院大学上ヶ原キャンパスにて高校生公開討論会が開催され、パネラーとして本校のGLP2年生3名のほか、大阪府立北野高等学校、関西学院千里国際高等部、兵庫県立長田高等学校の生徒たちが登壇し、会場には本校GLP1年生と他校の高校生や市民を中心に、約200人が集結しました。

 討論会では、それぞれの登壇者による「各『経済連携協定(EPA)』の概要」「各『経済連携協定(EPA)』のメリット・デメリット」「グローバル経済における『経済連携協定(EPA)』の意義は?」の3つのセッションで進められました。会場からは多く挙手があり、「協定に参加できない途上国にはデメリットはないのか」「文化や宗教の違いを経済連携協定は乗り越えることができるのか」など、活発な議論が終始繰り広げられました。

 「環大西洋横断貿易投資パートナーシップ協定(TTIP)について」など、普段の高校生活からはかけ離れた課題ではありましたが、パネラーの3名は現状・課題・提案をしっかりと発表することができました。特に、日本語で書かれた参考資料が非常に少ない米欧の経済連携協定に関して、インターネットや外国のニュースサイトなどを駆使して資料を調査し、発表においても他校と対等に議論し応酬できるだけの準備をして臨みました。また発表時、各自が気付いたこと、感じたこと、今までの自分では分からなかったことなどをうまく言語化することができ、初めてパネラーとして登壇した3名全員が、今回の討論会で発表したことが次なる自信につながった、と感想を述べていました。

生徒の感想

「EPAについて全く知らない状態からのスタートでした。『学ぶほど無知を知る』というのは本当でした。壇上での発表・討論という貴重な経験を一高校生に与えてくださった多くの方々に感謝です。」