[SGH]早稲田大学高等学院 SGHグローバルフェスティバル・ワークショップに参加しました。
日時:2017年11月11日(土)~12日(日)
場所:早稲田大学高等学院
テーマ:「体験の言語化」
参加生徒:GLP3年生4名(太田・千葉・長谷川・豊後)
11月11日(土)~12日に早稲田大学高等学院にて開催されたSGHグローバルフェスティバル・ワークショップに、本校のGLP3年生4名が参加しました。このワークショップは「体験の言語化」をテーマに、参加校の生徒たちがSGH活動などを通して得た体験を自らの言葉で語る、また体験を掘り起こすプロセスにおいて、「社会の課題を発見する力」や「学ぶ意欲へつなげる力」を育成することを目的とされています。
当日は関西学院高等部のほか他校の生徒が多数参加しており、高校生が発信する貴重な体験を対話で共有するとともに、自他の問題意識をさらに高めることができました。
「体験の言語化」ワークショップに参加して一番に思ったことは、「難しい」ということです。自分の気持ちを伝えることと、相手の気持ちを引き出すことという2つの未経験の事柄を実践することは非常に難しかったです。自分の言葉で表現したいのに表現できないというもどかしさを痛感しました。
また、「今まで自分が経験してきたことを他者に伝える際に、経験から掘り下げたことではなくて、ただデータに基づいただけの発表をしていた」ということに気づき、恥ずかしく感じました。ワークショップ参加前は、私情を挟むことに抵抗感があり、客観性ばかりに意識が向いており、発表に数字などを好んで使用していました。しかし今回、このワークショップに参加し、主観よりも客観視を良しとする教育の影響を少なからず受けている自分、そして、そのような評価に囚われている自分にも気づくことができました。
さらに、自分や他の高校生の経験の言語化プロセスをみていくと、高校生という教育を受ける立場が関係しているのか、気持ちの背景に教育や評価があることが多いということがわかりました。社会人になった時に、教育を受けるだけの立場ではなくなると思うと、自分の気持ちの背景にどのようなものが隠れているのかが気になりました。社会人になるまでにはもう少し自分の気持ちを言語化できるようになって、気持ちの背景を探りたいです。(3年・千葉)