[SGH]中間成果発表&文化祭プロジェクトを行いました。<グローバル・スタディⅢ>
2016年度 SGH事業中間成果発表会 実施報告
11月3日(木・祝) (文化祭と同時開催)
SGH指定校とSGHアソシエイト校関係者及び教育関係者を対象に中間成果発表会を開催しました。
前半:
本校のSGH事業における課題研究のテーマ「国際協力に関する諸問題」を基軸とした学びや活動をはじめ、各種SGHプログラムの概要を説明いたしました。
さらにグローバル・スタディ(GS)Ⅲ授業を受講しているGLP3年生が、どのように課題解決型の学習に取り組んできたかを、『文化祭プロジェクト』という形で公表しました。
後半:
2年生有志が関西学院千里国際高等部の生徒たちと企画したディベート対決や、GSⅢのグループの企画の一つとして、関西学院大学系列3校によるプレゼンコンテストも行われ、教育関係者や多くのご来賓の方々にご観覧いただきました。
GGP2年生有志によるディベート対決(中庭にて) プレゼンコンテスト授賞式(チャペルにて)
GLP3年生による『文化祭プロジェクト』
11月3日(木・祝)に開催された関西学院高等部の文化祭において、本校のSGH事業中間成果発表も兼ねたGLP3年生による『文化祭プロジェクト』を行いました。グローバル・スタディ(GS)の課題研究授業の一環として、企画・立案から当日のポスターセッションやプレゼンテーション実施まで、GLP生がグループごとのプロジェクトに取り組み、教育関係者や多くのご来賓の方々にご観覧いただくなか、無事に成果発表を終えることができました。
ここでは各グループのプロジェクトテーマと内容について、および当日の様子と参加生徒の振り返り・感想を一部抜粋して掲載いたします。
グループ1班: 日本の難民問題を考える~高校生でもできる国際協力活動とは
グループ2班:ITの表裏一体の可能性
グループ3班:フィリピンの子どもたちのために貧困のない世界を
グループ4班:フェアトレード
グループ5班:KG Presentation Contest 2016
グループ6班:紛争と子ども兵
グループ7班:カンボジアの子どもたちを救おう!
【振り返り・感想】
■成功点■
・同世代の学生に、難民支援などの国際協力に関心を持ってもらえた
・NPOや他団体、様々な人の力を借りながら企画を実行できた
・売上金で途上国へ寄付金や物品を提供できた
・少年兵・内戦の悲惨さなど、途上国の現状を正しく伝えることができた
・フェアトレードなど、国際協力の認知度を知ることができた
・他校との連携が生まれた、次のアクションに繋がった(他校から同様のイベント参加のお誘いをいただいた)
・(ポスターを)見やすく惹きつけるレイアウトに仕上げられた
・現地(カンボジア)に行った経験を活かして、来場者にうまく説明できた
など
■反省点■
・文化祭当日では、どちらかというと受け身の状態で積極性が足りなかった
・(呼び込みで)来場者を引き込む工夫ができていなかった、ターゲットを絞り込めていなかった
・準備段階で時間をかけられず、全体像が曖昧だった
・全体的に「見せる」要素が強く、展示が一方的になってしまった
・時間に余裕をもって行動することができなかった
・班員同士の連携がうまく取れていなかったため、準備が全てギリギリだった
・当日、来場者に説明をする人員が少なかった⇒班員の意識を統一する必要があった
・(プロジェクトを遂行するにあたり)グループの構成人員が少なかった
・機材のトラブルが何度かあった
・リハーサル不足
・スケジュールを細かく立てるべきだった
など