[SGH]GGPグローバルセミナーを開催しました。<山本昌邦氏>
12月13日(火)、サッカー解説者で2004年アテネ五輪サッカー日本代表監督の山本昌邦氏をお招きし、高等部の全校生徒を対象にGGPグローバルセミナーを開催しました。「志は高く 身は低く」をテーマに、サッカー人生・オリンピック人生といったご自身の過去の経験をもとに、努力することの意義や人生において大切なものについてご講演いただきました。
サッカー日本代表の各世代の監督・コーチを歴任された山本氏は、自分の好きなことでその才能を活かし、世界の頂点を目指したことで自身の成長を感じられたことが、サッカーをしていてよかったことだ、とおっしゃいます。「人生の失敗とは『チャレンジしない』こと」「『天才』とは『努力する天才』『諦めない天才』のこと」「『勝つこと』ではなく『勝ちたい』と思うことが大切」など、サッカー選手に必要な資質・意欲やメンタル面について言及され、弛まない努力によって夢をかなえた、現在活躍中の一流選手の事例も交えてお話しくださいました。
山本氏は講演の中で、「努力することが最高の『才能』」であり、何もしないより何かに向かって奮闘努力する、そうすればやがてその意欲が能力となっていく。」「『成功』への約束はない、だが『成長』は誰もが約束されている。さまざまな学びの場、スポーツができる現在の環境に感謝しよう。日頃のふるまい一つ一つに自覚を持って行動しよう。そして奮えるような達成感を味わおう。」と生徒たちにたくさんのエールを送ってくださいました。
講演を聞いた生徒たちは、
「どんなに技術があって才能のある人でも、本当に苦しいとき、他の人が諦めてしまう中で努力し続けられなければ一流にはなれない、というプロならではの厳しさを痛感しました。逆に、どのような状況の中でも努力し続けられる人が真の一流なのだと感じました。これからの人生の中で、できないと決めつけて諦めるよりも、残りの1%の可能性にかけて努力し続けられる人生の方が楽しいんだな、と気づきました。」
「高い目標があるからこそあきらめずに努力し、その努力を見てくれていた人からチャンスを与えられ、着実に階段を上っていけるのだと思う。山本氏がお話しされていた内容はサッカーについてだったが、人生において何が大事かということと置き換えられると思った。高い目標が、純粋に欲しいと思えた。」
など、感想を述べました。