[SGH]2014年度GLPセッションデイ③④を行いました。
第3回GLPセッションデイ
12月13日(土)英語メディア教室におきまして、関西学院大学国際学部の關谷武司教授を講師にお招きし「国際社会とビジネス」をテーマにGLPセッションデイを行いました。
今回は、「ある孤立した村に道路をつけたらどうなるか」をテーマにどのようなメリット・デメリットが生まれるかを話し合い、発表しました。
授業の後半では、ジャマイカ・アボリジニ・アメリカンインディアン・アルジェリアの石油・コンゴの鉱物資源について、どのような問題があったかを調べ学習しました。
關谷先生は最後に、「グローバル人材に求められているのは言語力ではなく、地球の姿を理解した上での哲学です。どんな哲学を持ち、どう生きていくか、しっかりと考えてほしい。」とメッセージをくださいました。
生徒の感想を一部紹介します。
「自分の志向はまだまだ「高校生」「学生」の域を出ない未熟なものだと改めて痛感した。意識が変わる、選択肢が増える、という意見にはとても納得させられた。」
「グローバル人材、という表現をすると、なんだか特殊な人間、特別な集団のようにきこえるが、実際のところ、普通に日本で暮らす人々と考えることは根幹では同じなのだ。一番大事なのは語学力などではなく、「信念」だ。個人として確立された「自分」がないと、世界の大きな動きの中で潰されてしまう。まず自分が何をしたいのか、それを見つけたい。」
第4回GLPセッションデイ
3月12日(木)特別教室棟第2視聴覚教室におきまして、関西学院大学の關谷武司教授、山田好一教授、総合政策学部3年綿谷美恵さん、国際学部3年芥川真由子さんを講師にお招きし、GLPセッションデイを行いました。
国際協力ボランティアに参加した経験をパネルデイスカッション方式でお話しいただきました。
2人が気付いたことで共通しているのが、相手の国のフィルターを通して物事を見ることの大切さでした。日本ではありえないことでも、相手の国のライフスタイルでは当たり前かもしれない。だからこそまず知ること、そして理解することの重要性をお話して下さいました。
その後、「人生でやりたい100のリスト」をそれぞれ作成していきました。付箋にやりたいことをどんどん書き出し、部類ごとにわけていきました。実際に書き出した生徒は、文字にしてやりたいことを書き出すことで改めて発見することが多かったと感想を述べていました。