K.G.

負けず嫌いを原動力に、世界へ挑む

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関西学院大学 4年生/ラグビー日本代表

大塚 壮二郎さん

INTRODUCTION

小学1年生からラグビーを始めた大塚さん。さらなる高みを目指して関西学院高等部に進学し、練習に打ち込んできました。コロナ禍での制約や悔しい敗戦を乗り越え、現在は日本代表選手として活躍中。高等部で培った力や、ラグビーにかける思い、これからの目標を伺いました。

制約がある中でも、自分にできることを探して

父と兄がラグビーをしていて、練習を見に行ったことをきっかけに競技を始めました。関西学院高等部への進学を決めたのも、ラグビー部の強さに魅力を感じたから。高校時代はとことんラグビーに打ち込み、試合に勝つことが何よりの楽しみでした。一方で、コロナ禍ではジムが使えず、チーム練習の時間も制限され、思うように練習できない状況へのもどかしさが募る日々を送りました。個人練習を増やしたり、グラウンドでできるトレーニングを工夫したりと、自分にできることを模索。決まったことは仕方がないので、変えられるところに目を向けて、自分にできることを探す。この時身に付けた、制約のある状況でも気持ちを切り替え前に進んでいく力は、今の競技生活にも生きています。

人間力が培われた高等部での学び

高校時代の忘れられない思い出は、その年の春に全国優勝した報徳学園との最後の試合です。十分に準備を重ねて臨みましたが、逆転トライを許して敗れ、非常に悔しい思いをしました。つらい経験だったからこそ、この時味わった気持ちが、その後のラグビー競技人生の糧になっていると感じます。
ラグビー以外の高校生活では、選択授業が印象に残っています。柔道や陶芸など、普段とは違う学びを経験。陶芸では皿づくりに取り組み、集中して作業することの楽しさを知りました。こうした高校生活のさまざまな経験が、今の自分につながっていると感じています。また、部活動の顧問だった安藤先生から学んだのは、日常生活における規律です。挨拶や電車でのマナー、提出物の期限を守ることなど、基本的なことを大切にする姿勢が身につきました。ラグビー選手としてだけでなく、一人の人間として成長する土台が、高等部で培われたと感じます。

日本代表として、次の目標へ

日本代表に選ばれたときは驚きました。世界への挑戦にわくわくする一方で、日の丸を背負うプレッシャーも大きかったです。現在は週6回の練習に加え、週4〜5回のジムトレーニングに取り組んでいます。他の代表選手たちから学んだのは、チーム練習以外の時間の使い方です。練習前に早く来てウォーミングアップを行い、練習後には映像を見て振り返ったり、コーチに助言を求めたり。一人ひとりが自分の成長に向けて主体的に時間を使っている姿から練習以外の時間の重要性を学び、私も実践しています。
大学卒業までの時間は限られていますが、自分が培ってきた力や経験をできるだけ後輩たちに伝えていきたいです。代表選手だからと距離を置かれないよう、自分から積極的に声をかけることも心がけています。ラグビー日本代表として目指すのは、次のワールドカップへの出場です。試合はもちろん、練習でも負けたくない。持ち前の負けず嫌いな性格を原動力に、さらなる高みを目指して挑戦を続けていきます。

My Compass

探究の指針

楽しむこと

何事も楽しんだ方が続くし、一番成長できる。目標に向かって頑張ると、つい根を詰めてしまうこともありますが、楽しむ気持ちがあるからこそ、努力し続けられるんだと思います。